最近買ったもの-2-
この前、とある駅の駅ビルをふらふらしていたら、あるものを見つけ、強いインスピレーションを得て購入したものがありました。
それはこちらのもの。 マッチ箱ほどの箱に入ったヒツジです。 買おうかどうしようかしばらく迷って結局購入しました。 かわいいでしょ〜(^^♪
どんなインスピレーションを得たのかといいますと、もう気づいている人もおられるかと思いますが「星の王子さま」です。 この物語の中で印象的に登場するのが「箱の中のヒツジ」です
『星の王子さま』は第二次世界大戦のさなかに出版された、フランスの作家サン・テグジュペリの名作です。 祖国がナチスドイツの支配下に置かれ、もう二度と生きては会えないかも知れない友人・レオン・ウォルトのために書いたサン・テグジュペリの形見、魂(たましい)そのものです。
作品の冒頭に「すべての子どもだった大人へ」と書かれています。つまりこれは子どものための童話ではなく大人のために向けられた「人間として生きる意味」を考えるための哲学書です。
「かんじんなことは、目には見えないんだよ。」 この有名な言葉は「星の王子さま」のメインテーマです。 昔から何度となく読んできたこの物語のテーマへの感じ方は読むごとに変わります。 理解できると感じることも、理解できないと感じることも、その通りだと思うことも、いや、そうとも言い切れない思うことも・・・
この物語は簡単な言葉でシンプルに書かれています。 私がこの本を手にしたのは小学生のときでした。 小学生でも読めて、でもオトナになった今でもすっかり黄ばんで手垢だらけになったこの本を時々読んでいます。 書いてある事は子供でも読めます。 しかし物語のテーマとストーリーをしっかり理解しようと思うと簡単にはできません。 簡単でシンプルなだけに奥がそうとう深いのです。 ある意味、真に子供心を持ったオトナでないとどうにも歯が立たない、そんな簡単で難解な哲学書です。 そんなエラそうに言っている私でも、毎回感じることも違うし、いまだに読破できたという境地には達していません。
感覚を自由に、心で感じることを大事に、当たり前に、この世の世界に触れることで成長してきた子供は大きくなるにつれいつしか、多かれ少なかれ、理由や根拠、目に見える証拠のあるものだけを信じて世の中を歩くようになっていきます。 でもそれは決して間違っているとも、悲しいことだとも言い切れない私はやっぱり子供の心を忘れてオトナのように振舞って暮らしているのでしょうか。
感覚でしゃべる王子さまと理路整然とした話し方を求めるオトナとは最初は話がかみ合いません。 しかし、オトナが警戒心なく、何も考えずに描いた「ヒツジの絵」がオトナと王子さまの心を結び、大人は王子さまの秘密を知ることができ、心の目で王子さまを見ることができ、唯一無二の存在だと思えるようになるのです。 ヒツジは物語のなかではとても重要なキーアイテムなのです
・・・だからと言って私が箱に入ったヒツジを買ったところで何がどうなるわけでもないんですが・・・・ いいじゃん♪ 雰囲気、雰囲気♪ とりあえずまた「星の王子さま」を読みました。 ほんと何回目だろ??




